あーくはいぶの舞台裏

ゲーム音楽を演奏する吹奏楽団 Arc-hive Philharmonic Windsの公式ブログです。運営裏話(?)もあるかも?!

第一回公演を終えて

こんばんは、ダンチョーです。

一夜開けて既に夜ですが、忘れないうちに感想を書いていこうかな、と。

 

各楽曲の感想

「英雄の証」

アメリカン(板付き)でベル鳴ったら指揮者はいるよ?って言ってたのに本ベル気づかないレベルで音出しすんなよ!!

しかもひな壇に乗ってる人にはサイン届いたから吹くのやめたけど、下の人全く気づかないのな!!

で、仕方ないので山田さんに強引に出て行っていただくことにしました。
ド頭からイレギュラーになってしまって本当に申し訳ない。
思えばここでボタンの掛け違いが発生していたのであった…。

肝心の演奏は最初の音から無事に幕開け感ある演奏で大変よかったです(小並感

 

グランブルーファンタジー・メインテーマ」

ソロよかったねぇ…(しみじみ
実は冒頭のフルートソロは原曲だとハープとフルートなので、そこだけは原曲準拠で行くか、編曲確認するか割とギリギリまで迷ってました。

 

「群青夏」

この辺りは汗垂らしながら野球応援に行った時を思い出してました。

 

「Brand New WIND」

この曲のためだけにウインボガチ勢が応募してきたと言うのを知り、ガチ勢怖…って思った記憶。

肝心の演奏はソロ上手く吹けてよかったねぇ…って舞台袖で思ってました。

 

デデデ大王メタナイト・タッグメドレー」

ドラ…一発5000円のドラ…。って舞台袖で赤羽さんとドキドキしてました。
無事に二発、計10000円分(レンタル代)回収完了です。

 

「Inkwell Isle Ⅰ」「Die House」

急に曲調変わるけど大丈夫かなぁ…。
って不安に思いつつ、来るウマ娘のことで頭がいっぱいでした。
「Die House」の取り巻きのシャウトは客席まで届いてたのでしょうか?

 

「URAファイナルズメドレー」

懺悔その1。本来は曲が始まる前にひな壇の譜面灯を裏から操作する予定だったのですが…開演前に起ったトラブルで完全に頭から飛んでしまっていて、「うまぴょい伝説」に移る前の全消灯で半分の奏者の譜面が真っ暗になるっていう…。
後で「突然のアクシデントでかえって演奏に集中出来たわ(笑」と言われたけど本当にすまない…。

あ、演奏前MCはウマ娘達の変身シーンの尺稼ぎでゲネプロ時に考えました。
時間も押してたのでかなり早口&噛むと言う失態をしてしまった割に好評だったみたいなのでこの辺りはやってよかったかな、と。

「うまぴょい伝説」に関してはもうほんと、ウマ娘達頑張ったなぁ…って。
オタ芸やるって話も出てたんですが、付け焼き刃で下手なオタ芸打ってウマ娘のダンスを汚してはならないと思い、モブ役で横でUO振ってました。

「GIRLS' LEGEND U」は思ったより観客パートのサイリウムの動きが鈍いなぁ…って思ったので差し出がましい…とは思いつつ、でもせっかくの演奏だし…と片腕だけ出して振ってました。

 

「小組曲『夜廻』」

本当はトラックのブレーキ音も入れたかった(鬼畜

懐中電灯の点灯とか、奏者に負担をかなり強いてしまったけれども照明を可能な限り落としたりしたのは運営がこじらせオタクだからです。

懐中電灯は昨今LEDタイプしか売ってなくて、でも欲しいのは豆電球なんだよなぁ…って思ってLEDと集光部をオレンジマジックで塗りました。あんまり変わらないけど少しはそれらしさが出てれば…いいなぁ…。

『夜廻三』「オープニング」だけは夕暮れを意識した演出でした。
今回舞台上の前後で照明を分けていただいたので、後ろだけぼんやり明るくすれば夕暮れっぽさがもう少し出るかな…と。

 

「日常メドレー」「おうちにかえろうメドレー」

コンセプトは「いかに聴いた人を泣かせるか」をアレンジャーの渡辺さんに強要しました。

「日常メドレー」はほのぼの感の中にもホルンが表現した勇ましさとか、まぁ普通に聴けるんですけど、「おうちにかえろうメドレー」は最初からクライマックス。なにあれ。
原作プレイヤーの泣かせどころその一ですよ。まぁ他にもあるんですけど。

楽曲後半の照明演出はまぁお察しの通りです。
最後の照明演出だけ、ゆうと王様が一緒に寝てるとしたらこんな感じかなぁ…とやったのですが、どうだったでしょうか…?

 

「世界の果て」

よっしゃー!こっから瀧本さんのMCじゃー!って感じでテンション上がってました。

 

「冒険の軌跡 - 街メドレー1 -/- 街メドレー2 -」

「街メドレー1」のアンビルは当初は山田さん一人で叩いてる想定だったんですが、せっかく岩垂さん用にもう一本ハンマー用意したんだから、とトンカントンカンやってた訳ですが…ハンマーに貼ってあった購入済みテープと、「重いからあとよろしく」は完全に本番時のアドリブです。

「街メドレー2」はディジュリドゥが完全に持っていきましたよね…。
ディジュリドゥ以外にもじみーにシェケレとかあまりお目にかかれない楽器が登場してたりしたんですが、ディジュリドゥには勝てんわ。

懺悔その2ですが、直前で進行が変わって客電下げるのを忘れていて「街メドレー2」前のMCで消したんですが、今思えばそう言う演出だと言い張るべきでしたね…。

 

「ミューレン」

もうね、冒頭のファゴットがほんと好きなんですよ。原曲と結構イメージが違うと思うんですが、もうなんて言うかバチクソにかっこいいですよね、この曲。ほんとこんなかっこいい曲書いて、吹奏楽編曲も出してくるのほんと岩垂さんズルい。

 

「ガーライル」

打楽器隊頑張ったね…。序盤の4分のティンパニとか典型的すぎて好き。中盤部からの四連タムの「ドコドコドコドコドンwww」ってやるの好き。
からのサックス…あれはもうね、卑怯ですよ。涙腺緩むわ。

 

グランディアのテーマ」

これはもうね、みんな楽しんでる感すごかったですね。
上手に降り番メンバー+トレーナー・アレンジャーが出てくるのは割と直前に決まった事でした。

「最後の曲はみんなで演奏したい!」と言う岩垂さんたっての希望だったので、無理を承知でお願いした次第でしたが、結果的によかったと思います。

 

「戦闘3」

瀧本さんの技名熱演が入るのは本当に直前に決まりました。
瀧本さん自身は大変気の良い素敵なご婦人なのですが、この時ばかりははっきりと少年ジャスティンが叫んでいました。声優ってすごい。

 

ポケットモンスター スカーレット・バイオレット メインテーマ」

本来ならこの曲に行く前にMCが入る予定だったんですが、岩垂さんが素で忘れられていて慌てて出て行きました(笑

 

「追求〜追いつめあって〜」

本当は

ダンチョー「待った!」

岩垂さん「ポルクンカ!?」

奏者「「「「「「異議あり!!」」」」」

の予定だったのですがマイクトラブルで声が乗らなくなり…まぁ奏者の「異議あり!!」が聞こえてれば多分演出上はOKだと思います。はい。

 

 

ー反省点ー

・あげるとキリが無いんですが、イレギュラー対応が多かったとはいえ運営二人で全部回すのはこの規模の楽団になった時点でもう少し考えるべきでした。

・告知の遅れについて
サイリウム振れるのもっと早めに知りたかったー!と言うお声をいただいておりますが、これはギリギリまで悩んでいたので遅れてしまいました。
と言うのも昨年11月頃にコロナ第八波のピークが公演直前に来ると報道されたので、声を出したくなる演出はどうのだろうか…とギリギリまで先延ばしにしていたのが原因の一つです。

・楽曲数、演出に関して
正直に詰めが甘かったな、と。当初想定していた楽曲数よりだいぶ多く詰め込んでしまったのが主な要因ではあるのですが、結果的に忙しない演奏会になってしまったので、演奏曲数の見直しやバックステージ周りのスタッフ配置など、この点は次回以降要改善項目だと認識しています。

 

ゲーム音楽も演奏する。託児もする。と実験的な事を盛り込んだ企画だったので諸々想定が甘い部分が露呈した演奏会でしたが、それでも誰かが怪我をするなどの事故無く終えられたため、ほっとしております。

一息つきたいところですが、すでに第二回公演も決まっているため、すぐに次の準備となります。
よろしければ今後ともアークハイブを見守っていただけますと幸甚です。

 

 

 

 

ーP.Sー

「URAファイナルズメドレー」のパート紹介MC原稿を見たい、と言う奇特なご要望を複数いただいておりますため置いておきます。
(実際は噛んだり、ちょっと端折ったりしたので原稿まま喋ってはいません)

晴れわたる空のもと行われる、J:COMホール八王子 アークハイブ
3400m URAファイナルズ杯 90人のウマ娘たちが挑みます


1枠11番 ピッコロ/フルート
なんか優雅なお嬢さんが吹いてそうな楽器筆頭。
今回は総勢13人、なんと3パート編成。つらくっても質量で乗り切ります。

 

2枠4番 オーボエ
音を聞くと「あーこの音知ってる」って大体民族チックな曲に酷使されてる特徴的な音色とは裏腹に
クラリネットに間違えられるけど立派なダブルリード楽器です。

 

3枠5番 ファゴット
なんだっけ…あの長い楽器…ぱごっと?いいえ、ファゴットです。
こんな見た目だけど低音から高音までたっぷり詰まってます。

 

4枠12番 クラリネット
木管の花形クラリネット、数分間の連符地獄に耐えれるのか数の暴力で乗り切るのか注目のパートです。

 

5枠8番 サキソフォーン
大体美味しいところを持っていく楽器。でもアルトサックスはクラリネットと一緒に連符地獄めぐりです。
テナー、バリトンサックスの燻銀の活躍にも期待です。

 

6枠3番 ホルン
裏打ちだけが仕事じゃありません、吠えるのなら俺に任せろ!
本日も元気に吠えております。

 

7枠9番 トランペット/コルネット
金管で美味しいところを持っていくのはこの楽器。でもハイトーンは辛いのよ…。
曲が終わるまで体力が保つか、注視していきましょう。

 

8枠1番 トロンボーン
ハーモニーなら専売特許。でも意外と早いパッセージも吹けるマルチプレイヤーなんです、私。

9枠10番 ユーフォニアム
ユーフォってアレでしょ?チューバの小さい奴。
形は似てるけど吹奏楽には欠かせない楽器。地味に美味しいところをさらって行くニクいパートです。

 

10枠2番 チューバ/コントラバス
低音なら俺の仕事。縁の下の力持ち?違います。あなたが居ないと何か寂しいんです。
本日は低音マシマシでお願いします。

 

11枠7番 パーカッション
叩けば鳴るなら全部やります。叩かない楽器もたまにやります。
ゲーム音楽のSE再現無理難題吹っかけられるけど私は元気です。

 

12枠6番 ピアノ/ハープ
吹奏楽に居ても聞こえなく無い?
今日はマイク入れてるので聞こえてるはずですよ。

 

さぁ、奏者の準備も整いました。いよいよ出走です。